私は就職してすぐは実家から通える範囲に勤め先があったこともあり、悠々自適な生活を行っていました。周囲の同期が致し方なくひとり暮らしを始めて住宅手当がないなかで苦しい思いをしているのを尻目に派手に豪遊していました。しかしそういう暮らしをして一年も経ってくるとなんとかひとり暮らしの生活を軌道に乗せている同期たちに急に置いてけぼりをくらったような気がしてしまいました。
そこで自分も一念発起してひとり暮らしをすることにしました。独り立ちするということに変に憧れを持ってしまったのです。親から引越し代くらい出そうかと言われたのを全て断って自分の力だけで部屋探しから各種支払い費用まで全て行おうと思っていたのです。
しかしそういう思いはあっけなく砕かれそうになりました。家賃を毎月支払うくらいは何とかなります。しかし敷金礼金だけはとてもじゃないですが簡単にぽんと出せるような金額ではなかったのです。さらに仲介手数料や鍵の付け替え費用、火災保険の費用など次から次へと新たな契約に必要なお金がわかり、自分の手持ちだけではなんともしがたいことがわかってきました。
しかしいまさら親に貸してというのも気が引け、どうせもうすぐボーナスもあるのだからと、キャッシングに手を出すことにしました。キャッシングの存在自体は友人から聞いて知っていたので、手持ちの何枚かあるクレジットカードのキャッシング枠を目いっぱい利用しました。誰かに断る必要もなく、自分のカードさえあればこれだけ大金を借りることができるのかと驚きました。
ボーナスの大半を返済に充てて無事に完済しましたが、それ以降もピンチになるとちょくちょくキャッシングを使う生活を繰り返しています。想像していた以上にひとり暮らしはお金もかかって苦しいですが、まぁある程度キャッシングで余裕を持てば何とかなる範囲だと言うことがよくわかりました。これからも無理のない程度に利用していこうと思います。